コンセプト

魚富のこだわりconcept

目の前に広がる日本海笹川流れの桑川漁港は、四季を通じて日本海の魚介類が豊富に水揚げされます。
「干物」は、笹川流れの特産品としても代表的で、地元ではとても身近な存在。いつもの食事の一品として、また贈答品などとしても用いられます。

この「魚富」が作る「こだわり干物」は、使う水や塩などにもこだわり、添加物・保存料を一切使わず、機械も使わない、一匹一匹丁寧に手作業で作られています。身にパサつき感がなく、むしろ生のような「半生」感が特徴で、身が厚く締まっていて鮮度の高さを感じる、まろやかな味に仕上がっています。

干物作り工程のひとつひとつにこだわりを持っているからこそ、この仕上がりと旨みが引き出されているこの干物は、まさに日本海干物の中でもトップクラスと言えるこだわりの逸品です。

ぜひ一度このこだわりの味をご賞味ください！

塩へのこだわり

手作業でしっかりと臭みをなくした干物はこの味付けだけで仕上げられるので、素材そのものの味が生きます。

この使用する塩は、地元で作られている海水100％天然塩を使っています。塩の原料はきれいな日本海の海水だけで作られ、この塩までにも他の塩や添加物は一切混ざっていないという、こだわりが行き届けられています。海水から火の力で丹念に炊き上げる、昔ながらの手づくり自然製塩法で作られるミネラルたっぷりの純国産の塩です。

笹川流れでとれた魚と日本海の海水から作られた天然塩の組み合わせによって、さらに干物を美味しくまろやな味に仕上げられます。
また、干物作り段階の塩の加減も重要で手を抜きません。魚の種類や大きさ、脂の乗りや季節に応じて微妙に調整しながら、味付けをします。

浜風が素材を引き立てる

このこだわり干物は、管理の行き届いた専用の干物部屋で干し上げられています。

　干物を干すのに大切な条件は、低温で湿気がなく、適度な冷風があることで、乾燥させるのではなく、余分な水分を取り除き、旨味を熟成させながら干し上げることです。この干物部屋は、自然の状態では難しいこの条件を満たし、ハエなどの虫から干物を守り、衛生的で干物作りに適した環境を作り上げています。

干物は干し過ぎることなく、干し上がりと同時に取り入れられ、いつも変わらず美味しく、いつでも同じ味を提供できる状態を保っています。

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